ハイコストパフォーマンスこの上なし 1万円で買える完全独立型イヤホンSound Air TW-5000

デザイン、接続性、音質。
ワイヤレスに求められるすべてをそろえています。

今年はギズモード・ジャパンでも数多くの完全独立型ワイヤレスイヤホンを紹介してきました。
改めて2017年振り返ると本当に多くのメーカーが参入してきたなぁと感慨深いところですが、なかでもソフトバンクの参入を予想していた人はそう多くないでしょう。
正確にはソフトバンクのオーディオブランド「GLIDiC(グライディック)」が参入しました。

そのGLIDiCが2017年11月に発表した完全独立型ワイヤレスイヤホンが、「Sound Air TW-5000」。
国内最大級のオーディオ・ビジュアル機器の総合アワードVGP2018では、数ある製品の中からワイヤレスイヤホンで唯一のコスパ賞を受賞しました。
そう、TW-5000最大の武器は、受賞されるほど高いコストパフォーマンスなんです!

完全独立型イヤホンブームが続く昨今、このビッグウェーブに合わせてワイヤレスデビューを検討している人も多いはず。
となればコスパは軽視できない大きな武器ということで、Sound Air TW-5000の使い心地を知るべく、数日間使用してみました。

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Photo: 小原啓樹

カラーはホワイトブラックが用意されており、今回は清潔感のあるホワイトを使いました。
落ち着いた形の充電用ケースと本体は、ともに滑らかな質感で、肌になじむ手触りです。
プロダクトとしてもミニマルな美学がありますね。

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Photo: 小原啓樹

TW-5000の重さは片耳約5グラム。
コロっとした可愛らしいサイズ感で、全体的に丸みを帯びたデザインです。
イヤホンは充電用ケースに入れて持ち運びますが、ケースに収納するときはマグネットでパチっとハマるようになっています。
で、これがなかなかイイんです。

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Image: ギズモード・ジャパン

見た目には伝わりにくいんですが、出し入れするときにマグネットの引きつける力が指先に感じられて、なんとも気持ち良いんですよ。
加えて充電ケースのマグネットの閉じ感もよくて、例えるならジッポーのライターをパチッと閉じるような、あの快感とでもいいましょうか。
ケースを上着のポケットに入れているときも、無駄にパチパチやってたほど気持ち良いです。

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Photo: 小原啓樹

装着方法はちょっとコツがあって、TW-5000の出っ張った部分を耳の軟骨部分に引っかけるようにして装着すると、綺麗におさまるようになっています。
軟骨部分を支えにすることでイヤーピースがズレないようになってるんですね。

さすが高音質コーデックのAACに対応しているだけあって音質も問題なし。
中〜高域が綺麗に鳴るので、女性ボーカルやロック系、あとアニソンなんかが得意分野かも。
イヤーピースを付け替えてフィット感を調節すれば低音もしっかり聞こえますよ。

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Photo: 小原啓樹

TW-5000の操作はシンプルな1ボタン制。
イヤホンの金属部分がボタンになっていて、音楽停止中に1度押せば再生、再生中に右側を1度押せば音量アップ、左側だとダウン、長押しで曲送りといった具合です。
ボリュームコントロールや、Siriなどの音声アシスタントの起動など、スマホをポケットに入れたままコントロールできるのはポイントが高いですね。
ボタンの面積も広くて押しやすいし、歩きながらや電車中でもスムーズに操作できました。
あまり強く押し過ぎるとイヤホンを押し付けてしまうので、かるーくでOK。

そして、ワイヤレスに付き物のペアリング。
これもまーよくできていて、ケースに入っているイヤホンを同時に取り出す、これだけで良いんです。
開封してから1台目のペアリングは、イヤホンの右側(R)を取り出すとペアリングモードに切り替わります。
あの面倒だったペアリング作業が、まさかボタンを押す必要すらないとは……。

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Photo: 小原啓樹

さらに一度ペアリングをしてしまえば、あとはケースからイヤホンを取り出すだけで自動で本体起動&接続も完了
そのままイヤホンのボタンをピっと押せば音楽が再生されるし、ケースにしまえば自動で電源がオフになり再生中の曲が停止されます(バッテリーの節約になるので嬉しい)。
このスムーズさは本当にありがたいですし、ちょっとした未来感のある使い心地です。

僕はケースごとポケットに入れて、聞きたいときにスっと出してスっとしまうという使い方をしていました。
ケースが小さいからポケットに入る→いつでも出せる→いつでも聞けるってなもんでして、音楽を聞くという行為になんの準備もいらないんです。
ケーブルを挿したりスマホを触ったり、そういう準備なしにただイヤホンをつけてボタンを押すだけでいい
これを超える取り回しの良さはそうない気がしますよ。

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Photo: 小原啓樹

さて、Sound Air TW-5000の最大の魅力はコスパだと言いましたが、気になる価格は税込み9,864円です。
数日の使用感を踏まえると、これは良コスパの称号を得るに相応しいでしょう。
使用中は渋谷のような電波バンバンエリアでも接続切れになることはなかったし、本体3時間+充電ケース7時間のバッテリーに関してもストレスを感じるところはありませんでした。

AACコーデック対応、良質なミニマルデザイン、接続まわりの安定感、そしてワイヤレスならではの自由な音楽体験をアンダー1万円で堪能できるのは、多いにアリです。
逆に音質面では星三つと言い難いものの、さらに音質を求める人と手頃さを重視する人、ここが良い分かれ道になりそうな気もします。

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Photo: 小原啓樹

左右独立型ワイヤレスはケーブルからの解放だけでなく、音楽体験そのものの枷をゆるくし、多くの面で自由になれるもの。
高いコストパフォーマンスを備えた「Sound Air TW-5000」は、これからワイヤレスデビューを考えている人にはぜひ推したい一機です。

Photo: 小原啓樹
Image: ギズモード・ジャパン
Source: GLIDiC Sound Air TW-5000, VGP2018

(ヤマダユウス型)

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