円買い優勢、欧州株下落で調整ムードに

 1日のロンドン市場は、円買いが優勢。
この日は欧州株が軟調に推移しており、週末を控えた調整ムードが広がっている。
為替市場では、ロンドン朝方にクロス円主導で円安水準を模索したが、欧州株が軟調に取引を始めると円高方向に転じている。
ポンド売りが先行し、ユーロ売りや豪ドル売りが続いた。
ドル円も小幅ながら安値を広げている。

 序盤はポンド売りが先行。
ポンドドル1.35台割れ、ポンド円151円台半ばへと反落。
英製造業PMIは過去最高水準となったが、買い反応は一時的。
今週は英EU離脱交渉の進展期待を背景にポンド相場は大幅高となったが、きょうはその反動が出ている。
今後の日程は、12月4日にメイ英首相がユンケル欧州委員長と夕食会を行う。
そして12月14-15日にはEU首脳会議が控えている。

 欧州株の下落とともにその他主要通貨でも円高方向に振れている。
ドル円は112.28レベルに本日安値を広げている。
クロス円も全般に下落。
ユーロ円は133.47レベルまで下落。
豪ドル円は85円ちょうど近辺へと再び下げており、東京市場からの上昇をほぼ解消している。

 独ビルトは、メルケル独首相とシュルツSPD党首と連立協議開始で合意、と報じた。
ただ、ユーロ買いの反応は乏しい。
シュルツ党首は、暫定政権が長引く可能性を示しており、急いで大連立を組む姿勢ではないようだ。
今後、SPDには党員投票が必要とされており、メルケル首相とはじっくりと政策論議が行われそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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