もはや泥沼…AppleがQualcommをバッテリー関連特許で逆提訴

仲違いは決定的?

付き合いが長いほど、別れがうまくいかないのでしょうか? 以前はQualcomm(クアルコム)から訴えられていたApple(アップル)ですが、今度はAppleがQualcommを特許侵害で逆提訴していますよ。

Reutersの報道によると、「AppleはQualcommが8つのバッテリーに関する特許を侵害していると主張している」とのこと。
この特許は、プロセッサが電力消費を柔軟にコントロールすることでより省電力に動作できる、というものです。
また、この特許侵害は「Snapdragon 820」と「Snapdragon 800」で確認されたそうです。
どちらも最新プロセッサではありませんが、ちょっと前のフラッグシップスマートフォンにはよく搭載されていました。

実は今年の夏にQualcommがAppleを訴えた時も、その内容はバッテリー技術に関するものだったのです。
そしてQualcommは、iPhoneのアメリカでの販売中止を求めていました。
この現状を見るに、AppleはQualcommからの訴訟に訴訟でやり返した…という見方もできなくはないですね。

なお当のQualcommですが、実はAppleとの訴訟や部品排除の報道により株価が低迷。
さらにそれを狙っていたかのように、ブロードコムからの買収が提案されています。
今回AppleがQualcommを訴えたことによりさらに株価が下がれば、買収が現実に近づく可能性があります。

一方で、2018年モデルの新型iPhoneにはQualcommとIntel(インテル)のモデムが搭載されるとの事前情報もあります。
すでに契約が締結済みかどうかは不明ですが、将来のiPhoneにQualcommのチップが搭載されるのかどうかは、より不透明になりつつあります。

Image: jejim / Shutterstock.com
Source: The Verge

(塚本直樹)

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