iPhone Xの早まる出荷人気がないわけではない

品薄解消後も人気は衰えず…。

iPhoneの登場から10周年を記念して発売された「iPhone X」ではあるものの、買いたくても何カ月も待たされるのが嫌というユーザーだって少なくないはずです。
予約開始直後は、5~6週間も出荷まで待たなければならない状態でした。
でも、ここのところは急速に縮まって、いまでは1~2週間待てば手に入る状態にまで落ち着いてきましたよ。

えっ、もしや、品薄感いっぱいで発売されたけれど、実は人気がなくて、早く買えるようになったの? それって、すぐ手に入るという意味ではうれしいけれど、期待されたほどの製品ではなかったってこと?

思わず、そんな疑問が浮かび上がってもきそうですが、どうやら原因は違うところにあるようです。
MacRumorsが報じたところでは、数々のApple(アップル)製品のリーク情報を流してきた、KGI証券アナリストのミンチー・クオ氏が、iPhone Xの製造量についての最新レポートを公表。
一時は1日の生産台数が5万~15万台しか確保できていなかったiPhone Xですが、いまでは、毎日45万~55万台のペースまで、Foxconnの製造スピードが大幅に向上したと伝えられています。

同氏によれば、主に2つの理由が挙げられます。
まず、LCP製LTEアンテナをめぐって、村田製作所から部品の調達が遅れていたものの、別のサプライヤーのCareerが、コンポーネントの提供を大幅に増強。
さらに、FaceIDによる顔認証に必須となる、TrueDepthカメラドットプロジェクターモジュールの供給量も、LG Innotekおよびシャープから、順調に提供を受けられるようになったそうです。

この2分野のサプライヤー関連の課題解決に向かったことで、当初よりも、iPhone Xの生産ペースは大きく向上! 決して、予定よりも需要が低下したのではなく、万全の供給体制の確保が、iPhone Xの出荷待ちの期間短縮につながっていると指摘されています。

クリスマスシーズンの年末商戦が展開される第4四半期(10~12月期)は、ガジェットの売り込み時期でもあります。
そこへiPhone Xも乗り遅れないように合わせてきたということは、きっとAppleにとって、業績アップにもつながる朗報でしょう。
もしや年内には、Appleの実店舗でiPhone Xを購入して使えるようになったりはしないでしょうか…ね?

Image: Shutterstock
Source: MacRumors

(湯木進悟)

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