デジタルメロトロンM4000DのミニマムモデルMellotron Microが登場 往年のサウンドが超ポータブルに

MIDIキーボードと併用してラック音源的にも遊べそう。

メロトロンはMoogやハモンドと並びプログレ界の三大キーボードと称される鍵盤楽器で、その原型はハリー・チェンバリンが開発したチェンバリンというオルガンでした。
チェンバリンは世界初の「テープを再生する機構」をもったオルガンで、今でいうサンプラーの概念の原型ともいえます。

音が鳴る仕組みはシンプルで、鍵盤を押さえるとそのキーにあてられたテープがモーターで巻き取られ再生されるというもの。
鍵盤を強く押さえると再生ヘッドがテープに叩きつけられノイズが乗ったり、複数の鍵盤を押すと音程が下がったりと楽器として不安定な部分が多々ありましたが、発売当時から現代にいたるまで、その独特の挙動はメロトロンにしか出せない味として愛されているというワケです。

そんなメロトロンをデジタルで再現したのが2010年にMellotron Archives社より発表された「M4000D Digital Mellotron」で、その最新機種にして最小モデルとなる「Mellotron Micro」が先日発表されたという次第です! 前置きが長くてごめんなさいね。

25鍵のアルミ製ボディには、上位機種であるM4000Dと全く同じ100音源を収録。
弾き心地バツグンのFatar製セミウェイテッド鍵盤も受け継いでおり、今もっとも持ち運べるメロトロンとしてリビングからスタジオまであらゆる場所で楽しめることでしょう。
「M4000D mini Digital Mellotron」から一気に2段階くらい小さくなりましたな。

ドリーミーなメロトロンのサウンドは、キング・クリムゾンの『クリムゾン・キングの宮殿』や、デヴィッド・ボウイの『Space Oddity』など、あらゆる名曲で聞くことができます。
メロトロン楽曲をひたすら紹介しているメロトロンな音楽botなるTwitterアカウントも味わい深いですよ。

Video: MagicalMysteryTourz/YouTube

島村楽器のブログサイトDigilandによると、発売日は2017年11月17日(金)、税抜価格は11万3000円
カバンに収まるメロトロンとか、小型化のために音色数まで削った60〜70年代では考えられなかっただろうなぁ。

Image: Facebook
Video: Facebook, YouTube
Source: Digiland, Twitter

(ヤマダユウス型)

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