QualcommBroadcomによる巨額買収を拒否 今後の行方は?

買われる理由とは…。

先週、突如としてわき起こったBroadcom(ブロードコム)によるQualcomm(クアルコム)の約15兆円規模の買収提案。
実現すれば半導体業界最大の買収となるはずでしたが、やはりというべきか、QualcommはBroadcomによる買収提案を拒否する姿勢を明らかにしました。

QualcommはAndroidスマートフォンむけのプロセッサ「Snapdragon」を提供しており、高い市場シェアを維持しています。
いっぽうBroadcomも、半導体開発と販売をとりおこなう巨大企業。
そしてBroadcomは、プレミアつきの一株70ドルでの買収を提案していたのです。

Qualcommは取締役会で出た結論として「BroadcomはQualcommの価値を大いに過小評価している」と表明。
さらに「規制当局による動向も極めて不透明だ」として、買収を全面拒否することとなったのです。

Qualcommが拒否したことにより、今後Broadcomは買収を諦めるか、あるいは委任状の争奪戦となる見通しです。
最近、Apple製品から部品が排除されるかも…という報道を受け、株価が下落しているQualcomm。
そこに買収提案が登場するなんて、まさに踏んだり蹴ったりです。
はたしてモバイル向けプロセッサメーカーの盟主としての意地を見せることはできるのでしょうか?

Image: ©2017 Qualcomm Technologies, Inc. and/or its affiliated companies. via Qualcomm
Source: The Verge

(塚本直樹)

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