iPhoneのスライドでロック解除に関する訴訟でAppleがSamsungに勝訴

iPhoneの「スライドでロック解除」に関する訴訟でAppleがSamsungに勝訴


長年にわたって泥沼の訴訟合戦を繰り広げてきたAppleとSamsungですが、iOSの「スライドでロック解除」に関する訴訟において、SamsungはAppleの特許を侵害していると最高裁判所が判決を下しました。

Order List (11/06/2017) – 110617zor_aplc.pdf
(PDF)https://www.supremecourt.gov/orders/courtorders/110617zor_aplc.pdf

Apple has finally won $120 million from Samsung patent battle – The Verge
https://www.theverge.com/2017/11/6/16614038/apple-samsung-slide-to-unlock-supreme-court-120-million

iOS端末のロック画面に表示される「スライドでロック解除(slide to unlock)」や、電話番号などの情報をタップ可能なリンクにする「クイックリンク」に関する技術を中心に、Samsungが特許を侵害しているとしてAppleは特許侵害訴訟を行っていました。

この特許侵害訴訟では、2014年に陪審がSamsung側の特許侵害を認めたものの、2015年に米連邦巡回控訴裁判所が一審判決を破棄。
しかし、2016年1月にカリフォルニア州の連邦裁判所が再びSamsung側の特許侵害を認め、Samsungの一部のスマートフォンに販売差し止め命令が下されていました。

Apple勝訴でSamsungのスマホ販売が差し止めされる – GIGAZINE

連邦裁判所の判決を不服としてSamsungは上訴していましたが、最高裁判所はSamsungがAppleの「スライドでロック解除」と「クイックリンク」に関する特許を侵害していると認める判決を下しました。

もちろんSamsungはこの判決に納得していないようで、関係者は「我々の主張はイノベーションを促進し、特許制度の乱用を防止するための公平な基準を復活させるべきと考える多くの人々に支持されてきました」と語っており、Appleが無効な特許から「不当に利益を得る」ことにつながるとも述べています。

なお、Apple側は今回の判決に関するコメントを出していません。

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