写真家が撮影した、戦争を7か月経験した兵士の写真が話題に。

過酷な経験を乗り越え、顔つきが変わっていく彼ら。

一体彼らはどんなことを経験したのでしょうか。

 

 

戦争を経験した人の顔つきはどう変わっていくのか

 

女性写真家であるラレイジ・スノウさん。

彼女が撮影した、戦争を経験した兵士たちの写真が話題になっています。

彼女は兵士たちを戦前、戦中、戦後と3回に分けて撮影。

そこには驚くべき変化があり、表情や顔つきだけで戦争の過酷さを思い知らされます。

 

 

こちらはイギリス人の青年兵士、クリス・マクレガーさん。

左は、戦地へ行く前にイギリスで撮影されたもの。

中央は、アフガニスタンへ赴任後、反政府武装組織との闘争期間中に撮影されたもの

右は、7ヶ月後にイギリスへ帰国した時のもの。

その変貌は同一人物だとは思えませんね。

 

撮影者のラレイジさんはこのようにかたりました。

 

「訓練を受けた兵士でも、こんなに顔つきが変わるものなのかと驚きました。

彼らにインタビューすると、戦地での負傷、仲間の戦死など想像を絶する恐怖を体験したそうです

 

「目は口ほどにものをいう」という諺どおり、死と隣り合わせの紛争地帯で過ごすことがどれほど過酷で精神をすり減らすものなのか眼からその悲惨さが伝わります。

 

兵士たちが眼で語る戦争の悲惨さ

 

こちらは21歳という若さで戦場へ行ったベン・フレイターさん。

ベンさんはこのように語っております。

 

「戦場で僕の仲間が待ち伏せしていた敵から突然撃たれたんです。
あの悪夢は忘れられません」

 

 

戦場へ出向く前の彼はあどけなく、まだ幼さの残るベン・フレイターさん。
しかし、戦争中は悲惨さを訴えかけるような兵士の眼に。

彼は、弾丸の飛び交う戦場から生還したのですが、戦地で受けた精神的なショックが表情に現れています。

彼はこのように語っています。

 

「家に帰ってきて安心したか? ホッとしたのは10分くらいです。
今は常に不安が僕につきまとっています

 

イラクやアフガニスタンから生還した兵士の多くがPTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断され、毎年多数の自殺者を出しています。

彼らは元の生活に戻ってきても、日常のふとしたところで戦争の悲惨な状況を思い出してしまったり、

テレビから聞こえる銃声に敏感に反応してしまったりし、精神的に参ってしまいます。

『戦争』と一口で言っても、戦争がいかに悲惨なものか、その眼でしっかりと見てきた兵士たちと、

戦争を経験していない私たちとでは視点が全く違うのでしょう。

(引用元:http://tocana.jp/2016/01/post_8522_entry.html)