ECB控えて調整的なドル買い、ポンド売りも

 26日のロンドン市場は、ドル買いが先行。
この日の注目イベントであるECB理事会を控えてポジション調整的な動きが中心になっている。
前日のドル売りやポンド買いに巻き戻しが入っている。

 ドル円は東京午後に113.34レベルの安値をつけたあとは買いが優勢。
ロンドン序盤には米債利回りが下げを消す動きとともに113.80レベルまで高値を伸ばした。
しかし、ECB理事会の発表を控えて買いも一服。
欧州株は総じてプラス圏で推移しており、原油先物も52ドル台前半で底堅く推移。
リスク動向は安定している。

 欧州通貨ではポンドの値動きが激しい。
前日は予想を上回り英GDPの伸びをきっかけにポンド高が進行したが、きょうのロンドン勢は売りを強めてのスタート。
ポンドドルは1.32台後半から一時1.3180近辺まで、ポンド円は150円台半ばから149.80近辺まで下落した。
目立ったポンド売り材料は見当たらず、前日のポンド買いポジションにイベント前の調整が入る格好。
ただ、売りも続かず再び1.32台や150円台を回復する荒っぽい値動きになっている。

 ユーロドルは1.18台前半でやや上値が重くなっており、一時1.1804レベルまで下落。
ユーロ円は134円台前半で、上に往って来い。
高値は134.49レベルまで。
対ポンドでの買い戻しが入った分、ポンドよりも底堅い値動きとなっている。
一部報道で、カタルーニャは独立宣言よりも選挙実施の発表に傾いていると伝わったが、スペイン株が買われたものの、ユーロ相場は反応薄。

 豪ドルは下に往って来い。
デベル豪中銀副総裁が、インフレはデータが示すよりも弱い印象、労働市場には依然としてゆるみが大きい、などと述べており、市場はハト派の発言内容と捉えていた。
豪ドル/ドルは0.7678レベル、豪ドル円は87.33レベルまで安値を広げた。
しかし、その後は巻き戻しが入り、0.7710台、87.60台へと反発。

 南アランドは前日の政府予算案での財政拡大見通しを受けた売りが継続。
格付け会社による格下げのリスクについても警戒感があるようだ。
先ほど発表された9月南ア生産者物価は予想を上回る伸びを示したが、ランド買い反応は限定的。
ドル/ランドは14.2591レベルまで上昇、昨年11月23日以来のドル高・ランド安水準となった。

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