iPhone XのFace ID認証精度基準を引き下げて量産を進めるらしい…

え、大丈夫かな…。

生産難が伝えられたり、Apple共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏が「なんか不安」と述べるなど、どうも怪しい雰囲気が漂ってきた「iPhone X」の顔認証機能「Face ID」
これについて、Bloombergは「Apple(アップル)は生産性を向上させるために、Face IDシステムの認証精度の基準を引き下げた」と報じているんです。

iPhone XのFace IDでは、ドットプロジェクターや赤外線カメラなどを組み合わせた「TrueDepthカメラ」が利用されています。
今回の報道ではその要求スペックを下げることでドットプロジェクターのテストを高速化し、製品出荷スピードを上げるという狙いがあるようです。

また、このドットプロジェクターは非常に壊れやすく、数ミクロンずれただけで機能しなくなるんだとか。
とあるレーザー部品のサプライヤーはそのスペックを満たせずに、契約から脱落したそうです。
ドットプロジェクターのレンズ部品の組み付けも難しいらしく、生産速度を低下させている、とも。

さて、気になるのがこのスペック変更によるFace ID機能への影響です。
報道では具体的にどのようなスペック変更があったのかについては触れていないのですが、やはり生体認証に使う機能ですから、最低限の精度はきっちりと確保して欲しいところ。
発表イベントでは「Touch IDよりもずっと正確」と胸を張っていたのですから、せめてそのラインは守られると思いたいものです。

そういえば、iPhone Xを発売日に買わない宣言をしたスティーブ・ウォズニアックは「Face IDがきちんと動作するのか懐疑的なんだ」と述べているんですよね。
その言葉を聞くと、こちらまで不安になってきてしまいます。

Image: YouTube
Source: Bloomberg via 9to5Mac

(塚本直樹)

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