ドル円もみ合い、NZドルは新首相の発言で振幅

 24日の東京外国為替市場で、ドル円は113円台前半中心の展開が続いた。
もっとも、安値はNY午後に付けた113.25と同水準で、値幅は限定的なものにとどまった。

 NYポストが報じた北朝鮮で生物兵器実験の可能性とのニュースがドル売りを誘った面があるが、実態がわからず、最初の反応の後、影響が続かず。
もっとも、113円台半ばからの買いには慎重な姿勢が見られ、もみ合いが続いた。

 
 目立った動きを見せたのはNZドル。
労働党のアーダーン党首が、NZファーストとの連立合意書に署名し、労働党、NZファースト党、緑の党の3党連立政権の成立が正式に決まったことで、会見を行った。
当初は財政規律について責任を負うと発言し、新政権による財政赤字転落への警戒を示していた市場に安心感を与え、対ドルで0.6970近辺から0.70超えまで上昇するなどNZドル買いの動きを見せたが、続けて、NZ中銀(RBNZ)の役割について再考すると発言し、一気にNZドル売りに。
これまでの物価の安定に加え、雇用の最大化などが命題として加えられる可能性があり、より緩和的な金融政策への懸念が広がった。
対ドルで0.70台への上昇分を一気に解消し、さらに0.6920台まで値を落とすは大きな振幅を見せる展開となった。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

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