防水・防塵で赤外線サーモカメラも搭載した建設機械メーカー開発のタフネススマホCAT S60実機レビュー

防水・防塵で赤外線サーモカメラも搭載した建設機械メーカー開発のタフネススマホ「CAT S60」実機レビュー


建設機械メーカーであるキャタピラーのモバイル部門Cat Phoneが開発したスマートフォン「CAT S60」が、2017年10月にオンキヨーから発売されます。
赤外線サーモカメラを搭載し防水・防塵機能も兼ね備えた、かなりハードな現場でも大いに役立ちそうな端末で非常に気になったので、実際に借りて触りまくってみました。

オンキヨー正規取扱製品:防水・防塵・堅牢ボディのタフネススマートフォン CAT S60 SMARTPHONE|オンキヨー株式会社
http://www.jp.onkyo.com/audiovisual/catphone/s60/

2016年2月に発表された時の記事は以下より読むことができます。

世界初の赤外線サーモカメラ搭載の頑丈系スマホ「CAT S60」をキャタピラーが開発 – GIGAZINE


外装の箱は黄色と黒で構成されており、工事現場をイメージさせる仕上がり。


箱を開けると本体が登場。


付属品として、ACアダプターとUSBケーブル、クイックスタートガイドがついています。


クイックスタートガイドの間に専用の保護シートが挟まっていました。


画面保護のため、まずは出荷時のフィルムを剥がして保護シートを貼り付けます。


保護シートを貼り付けたら、じっくりと本体を見ていきます。
寸法は横73.4mm×縦147.9mm×厚み12.66mmで、Xperia XZ1とほぼ同じで、iPhone 8とiPhone 8 Plusのほぼ中間サイズです。
なお、XperiaもiPhoneも厚みは7mm~8mmなので、その点だけは大きく差があります。
ディスプレイサイズは4.7インチ、解像度はHD(720×1280)。
本体上部のスピーカーと下部のマイクのところに黄色いスイッチがあり「2m」「5m」と書かれていますが、これは防水性能をさらに高めるために物理的に開口部を閉じるスイッチ。
特に防水が必要になる環境下では、それぞれの水深に合わせたところに切り替えておくことで浸水をよりしっかりと防いでくれます。


本体左側面には電源キー、オレンジ色のプログラマブルキー、SOSボタン、USBポート、イヤホンジャックが並んでいます。
プログラマブルキーには自分で好きな操作を割り当てることが可能。
SOSボタン・USBポート・ヘッドセットジャックは防水のためにカバーに覆われているので、使用しないときはしっかり閉まっているか確認しておきましょう。


本体底部には開口は一切なし。


右側面には音量ボタン。


上面には赤外線カメラメーカーの「FLIR」のロゴがあります。


背面はカーボン模様。


背面上部には赤外線センサーと13メガピクセルのカメラが配置されています。


隣のフタを開けるとSIMカードスロットとmicroSDカードスロットがあります。
デュアルSIM対応ですが、1スロット目に4GのSIMカードを挿した場合、2スロット目は2Gのみになるとのことなので、2G回線が使えない日本ではあまり意味はありません。


他の機種と画面を比較するとこんな感じ。
左から「Nexus 5X」「Samsung Galaxy S6 edge」「CAT S60」「iPhone8」で、全て画面の明るさを最大にしています。
色はS6 edgeに近くてやや青め、明るさはiPhone 8に近いという印象です。


ベンチマークソフトで性能を計測してみました。
性能を表すスコアはNexus 5Xが「60466」、S6 edgeが「83969」、CAT S60が「44022」、iPhone8が「205897」で、2015年発売のNexus 5XとS6 edgeに負けるという結果に。
性能ではなく堅牢性や他の機能で選ぶ端末なので、スマートフォン向けゲームをばりばり楽しみたい人にはあまり向きません。


背面に赤外線センサーがついていたことからも分かるように、CAT S60では外付けの「FLIR ONE for Android」なしでもサーモグラフィー画像を撮影することができます。
プリインストールされているアプリ「MyFLIR」をタップすると……


サーモグラフィーが起動します。
画面左上には撮影範囲内の平均温度、最高温度、最低温度が表示されています。


CAT S60は画像だけでなくムービーも撮影できます。
鍋に水を入れてコンロで加熱する場面を撮影してみました。

鍋を火にかける場面をサーモグラフィー付きスマホ「CAT S60」で撮影してみた – YouTube


加熱前は水温が周りの気温より低いので、鍋周辺が黒っぽく表示されています。


しかし加熱するとまったく逆の様相に。
なお、色合いは一番熱いところと一番冷たいところを基準に自動で調整されるので、別の写真の同じような色が同じ温度を示すわけではありません。
左上のMax.表示を確認すると、先ほどの画像は23.3℃だったのですが、この画像は120.9℃になっています。


CAT S60はオンキヨー公式オンラインショップで税込9万6984円で販売中。
タフネススマホ好きならチェックしておきたい端末です。

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