ティム・クックCEOAppleがARメガネを作るのは時期尚早と語る

理由は単純。

今年に入ってからちょくちょく噂される、Apple(アップル)が「ARメガネ」を開発しているという噂。
以前にCEOのティム・クックは「ARはスマートフォンと同じくらい重要」と語るなど、いよいよか!と思わせることもありました。
しかし最新のクックのインタビューによると、「AppleがARメガネを作るには技術的に時期尚早」なんだそうですよ。
ありゃ~。

The Independentが行なったインタビューによると、現在の技術では満足のいく製品を作ることができず「素晴らしい体験が得られる段階になるまで、ARメガネをリリースしない」んだとか。
以前の噂では今年中にもARメガネが、もしかするとカール・ツァイスとの共同開発で登場する可能性が指摘されていましたが、まだまだ待たないといけない感じですね。

さて、その“素晴らしい体験”を実現するために、クックはARメガネの問題点を2つ指摘しています。
それは視野角とディスプレイのクオリティの問題
これらも、現在登場している技術や製品では満足のいく体験が得られないそうです。
確かにVRヘッドセットでも、目で見た世界をそのまま実現するには、もっともっと解像度や視野角、リフレッシュレートを高める必要がある、なんていわれていますもんね…。

ここ最近のAppleのAR事情は、ARメガネとは別方向の動きをみせています。
iOS 11ではARのフレームワーク「ARKit」を配布し、ARゲームやARアプリを簡単に作れるような環境を整えました。
視野全体を利用するARメガネはまだ無理だとしても、スマートフォンの小さな画面上なら満足のいくAR体験ができる、という考えなのかもしれませんね。

ただし、今回の情報は決して「AppleがARメガネをリリースしない」ということではありません。
事前情報でも同社はさまざまなタイプのARデバイスを開発しているようですし、それが来年や2〜3年後にリリースされる可能性も十分にあります。
ますます盛り上がるARブームですが、今後もAppleの動きに注目したいですね。

Image: John Moore/Getty Images News/ゲッティ イメージズ
Source: The Independent via The Verge

(塚本直樹)

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