Appleは折り曲げ可能な有機ELディスプレイをLGと共同開発2020年以降にフォルダブルiPhoneが登場か

Appleは折り曲げ可能な有機ELディスプレイをLGと共同開発、2020年以降に「フォルダブルiPhone」が登場か


iPhone XのOLEDパネルの生産を一手に引き受けるSamsungが2018年に折りたためるスマートフォンを発売すると発表して注目を集めており、「Appleもフォルダブル(折りたためる)iPhoneを登場させるのでははないか」と注目が集まっています。
そんな中、実はAppleはLGと手を組んで折りたたむことが可能なOLEDパネルを開発する体制を整えていることが報じられています。

더벨 – 국내 최고 자본시장(Capital Markets) 미디어
http://www.thebell.co.kr/front/free/contents/news/article_view.asp?key=201710100100002080000119

Apple Working With LG Display on Future Foldable iPhone – Mac Rumors
https://www.macrumors.com/2017/10/11/apple-lg-foldable-iphone/

業界関係者の話として韓国のニュースサイトThe Bellが伝えたところによると、AppleがフォルダブルiPhone開発のパートナーとして選んだのは、サムスン系でiPhone Xのディスプレイを生産している「Samsung Display」ではなく、「LG Display」(LGD)だったことが明らかになっています。
その理由については、GalaxyシリーズなどのAndroidスマートフォンを開発・生産しているライバル企業のSamsung Electronicsに情報が漏れることを嫌ったものだとの見方が有力視されています。

複数のディスプレイ業界関係者の話としてThe Bellが伝えたところによると、LGDは近い過去の段階でAppleから折りたたみ可能なOLEDパネルの開発について打診を受け、社内に開発を担当するタスクフォースを設けて対応にあたりはじめたとのこと。
また、LGグループの部品会社「LGイノテック」も折りたたみ可能なOLEDパネルに必要なフレキシブルプリント回路基板(FPCB)の開発タスクフォースを設けていることが伝えられています。

Appleがこのディスプレイを用いたフォルダブルiPhoneの発売を目指しているのは、2020年とされています。
Appleはこれまで、次世代iPhoneに用いられる主要部品については1年前からパートナー企業と共有して開発を行ってきています。
折りたたみ可能なOLEDパネルの業界ではSamsung Displayが最先端を進んでいるとみられており、Appleもその技術を使いたいことは想像に難くありませんが、Appleが求めるOLEDパネルのフォームファクタがライバル陣営に漏れることをAppleが嫌い、LGDに協力を打診したものとみられています。
2020年というターゲットは、開発に十分な時間を持たせるためのものだとも見られています。

折り曲げられるディスプレイを用いるスマートフォンに関しては、Samsungが2018年にも世界初のフォルダブルAndroidスマートフォンを発表するとも予測されています。
一方、LGとAppleが開発するディスプレイは2020年にならないと生産は開始されないとする業界関係者の見方もあり、およそ1年から2年程度の遅れが見られる状態です。

CNN.co.jp : 折りたためるスマホ、韓国サムスンが来年発売か


LGDは、折りたたみ可能なOLEDパネルの試作品を2~3年前に開発に成功している状態。
その後、LGDは製品化に欠かせないパネルの耐久性などの品質を高める開発を進めてきており、最終的には数千万枚という大量生産が開始された際の歩留まり(生産量から不良品を除外した出荷可能な個体の数)が最も重要なポイントになると見られています。

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