Google Home Miniに周囲の音声を常時録音しGoogleへと送信する不具合が見つかる

「Google Home Mini」に周囲の音声を常時録音しGoogleへと送信する不具合が見つかる


2017年10月4日にGoogleが発表した新しいスマートスピーカー「Google Home Mini」に、周囲の音声をほぼ常時録音し、Googleのクラウドにデータを送信するという不具合が見つかりました。

Google is permanently nerfing all Home Minis because mine spied on everything I said 24/7 [Update x2]
http://www.androidpolice.com/2017/10/10/google-nerfing-home-minis-mine-spied-everything-said-247/


[Fixed issue] Google Home Mini touch controls behaving incorrectly – Google Home ヘルプ
https://support.google.com/googlehome/answer/7550221


Google Home Miniは、アメリカでは10月18日、日本では23日に発売される端末。
記事作成現在はGoogleストアで税込6480円で予約販売されており、10月26日~11月2日発送予定となっています。

Google Home Mini – 小型スマート スピーカー – Google ストア
https://store.google.com/product/google_home_mini


Google Home MiniはGoogleの発表会でメディア向けに配布されていたのですが、Android関係のニュースサイト「Android Police」がレビュー中に不具合を発見したとのこと。

Google Home Miniを始めとするスマートデバイスの多くは「Hey,Google」「OK,Google」といったきっかけとなる言葉に反応し、特定の言葉で指示された時のみユーザーが何を言ったのかを録音して、それをクラウドに送信することで質問に答えようとします。
一方で、Google Home Miniは本体上部のタッチパネルを長押しすることでも音声アシスタントに対して質問や指示が送られるという仕組みを新たに採用していました。

Android PoliceのArtem Russakovskii氏は、これまでも数多くのスマートデバイスをレビューしてきた人物。
Russakovskii氏によると、Google HomeやAmazon Echoは、「自分でデバイスを呼び出したとき」「見ていたムービーやPodcastがデバイスを呼び出すかけ声を行ったとき」「周囲のノイズなどをデバイスが『呼び出された』と勘違いしたとき(数日に1回の頻度)」の3つのタイミングで起動したとのことですが、レビュー中のGoogle Home Miniはテレビと距離がある時にも頻繁に反応していたとのこと。
そして不信に思ったRussakovskii氏が、端末の反応状況を「マイ アクティビティ」で確認したところ、ほぼ常に録音とクラウドへのデータ送信が行われていたことが明らかになったそうです。

Russakovskii氏からの連絡を受けてGoogleは不具合について調査を開始。
10月7日には「少数のGoogle Home Miniにタッチメカニズムが正しく機能しない不具合があり、問題に対処するためソフトウェアのアップデートを行います」と発表していました。
しかし、その後、Russakovskii氏の元にGoogleから連絡があり、「Google Home Mini上部のタッチ機能を完全に削除することを決定しました」と伝えられたとのこと。
これによって、タッチパネル長押しでGoogleアシスタントを有効化する機能がなくなり、Google HomeやAmazon Echoと同様に、音声でのみ起動するスタイルになりました。

なお、事前予約を受けてこれから発送される製品は、上記不具合の影響を受けないとのことです。

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