スペイン情勢受けた動きは一服、米債動向にらみドル円は上値重い

 11日のロンドン市場は、ドル売りが先行した。
昨日のカタルーニャ州首相の会見などでスペイン情勢に関心が集まるなかで、ロンドン序盤は米債利回りが低下、ドル売り優勢に始まった。
米10年債利回りが2.36%近辺から2.34%近辺へと低下する動きに、ドル円は112.40-50レベルから112.19レベルまで下落。
その後も112円台前半で上値重く揉み合い。

 ユーロ相場は上下動。
序盤はドル売り圧力もあってユーロは堅調な動き。
ユーロドルは1.18台前半で高値を1.1845レベルまで伸ばした。
ユーロ円は一時132.97レベルと大台に接近。
前日のカタルーニャ州首相の会見では、いったん独立宣言を見送りとしたことで、きょうの欧州株式市場ではスペイン株が反発、スペイン債利回りは低下した。

 その後、スペイン中央政府のラホイ首相が緊急閣議のあとに会見を開くと発表され、ユーロ売りに転じる。
ユーロドルは1.18ちょうど近辺まで、ユーロ円は132.50割れ水準まで反落。
ラホイ首相は、カタルーニャ州政府の停止に向けたプロセスを開始する、カタルーニャ州首相が昨晩に独立宣言を行ったのかどうかの説明を要求する、と述べた。
その後はユーロ売りも一服し、ユーロドル、ユーロ円ともに序盤からのレンジ内に戻している。

 ポンドもユーロとともに神経質に上下動。
ポンドドルは1.3210近辺まで買われたあと、1.3170台へと反落。
ポンド円はドル円とともに上値が重く、148.30近辺から一時147.85近辺まで下落。
その後は148円台を回復してきている。
ユーロポンドは0.8950近辺から0.8970近辺での上下動。

 全般にスペイン関連での値動きは限定的だった。
このあとのNY市場で発表される米FOMC議事録など米金融政策関連の話題に注目が移行してゆきそうだ。

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