GoogleがAppleを1兆円で買収というダウ・ジョーンズの虚構ニュースでAppleの株価が急騰

「GoogleがAppleを1兆円で買収」というダウ・ジョーンズの虚構ニュースでAppleの株価が急騰

あろうことか、GoogleがAppleを買収するという「世紀の買収劇」をダウ・ジョーンズが配信したところ、Appleの株価が上昇するという事態が発生しました。
誰もが仰天する最大級のビッグニュースですが、じつはダウ・ジョーンズのシステムのエラーによる誤情報だったことがわかっています。

Dow Jones technical error spreads fake news story of Google acquiring Apple | 9to5Mac
https://9to5mac.com/2017/10/10/dow-jones-hacked-google-acquiring-apple/

ダウ・ジョーンズが配信したニュースの中身はこんな感じ。
「Googleのラリー・ペイジ氏と生前のスティーブ・ジョブズ氏は秘密裏に話し合いを進めてきており、合併はジョブズ氏の遺言にも記されていた。
本日合意に達する合併交渉によると、Googleの株主は所有する1株について9株のApple株を得る。
もちろん、GoogleはAppleのきらびやかな新本社へと移転する。
Googleの従業員はこの件について『イエイ』と語った」と、まるでネタのような内容だったことがわかっています。


Twitterでも、ダウ・ジョーンズが配信したニュースの見出しが公開されており、ここには「GoogleがAppleを90億ドル(約1兆円)で買収」という見出しが踊っています。


この誤報を受け、Appleの株価は156ドルから158ドルへと2ドルほど高騰(約1万7500円→約1万7700円)。
しかしこの動きはダウ・ジョーンズの配信の直後に起こったものであり、人間がその真偽を確かめて反応するには時間が短すぎたことから、実際には自動で株を売買するボットによるものだったと考えられています。
Appleの株価は、その後元の水準へと戻っています。

この一件の直後、ダウ・ジョーンズは配信された内容が間違ったものであったことを発表。
第一報を報じた9to5Macに対してダウ・ジョーンズは「東部時間午前9時34分から9時36分にかけて配信されたニュース見出しは無視してください。
これらのニュースは技術的なエラーにより配信されたものです。
該当するニュースは配信ネットワークから削除されました。
エラーを発生させたことについてお詫びします」という声明を発表しています。

こちらからコメントの記入が行えます

*

ピックアップ記事