ドル売り優勢、米債利回り低下をにらんで

 10日のロンドン市場は、ドル売りが優勢。
米10年債利回りが前週末比マイナス圏へと低下する動きに反応している。

 ドル円は112.60-70レベルでの揉み合いから下放れると、前日安値を割り込んで112.27レベルまで安値を広げた。
欧州株は高安まちまちで取引を開始したが、次第に売りが優勢になっている。
スペイン・カタルーニャ州の状況をにらんでスペイン株の下落率が1%超と大きめになっている。

 ユーロドルは1.17台後半から一時1.1807レベルまで上昇。
大台乗せは10月2日以来。
ただ、プチダモン・カタルーニャ州首相の会見や議会演説を控えて1.1780近辺へと押し戻されている。
ユーロ円はロンドン朝方に132.75レベルの高値をつけたあとは、132.30台まで押し戻されており、東京午前の買いをほぼ解消。

 ポンドドルは1.31台後半から一時1.3204レベルまで買われた。
その後の下げは1.3180台までと比較的底堅い。
ポンド円は148円台前半での取引に終始。
ユーロポンドは0.89台前半での上下動と方向性は希薄。
この日発表された8月の英鉱工業生産は予想を上回る伸びを示し、ポンド買いの反応をみせたが、流れは続かず。

 米10年債利回りは2.3650%近辺から一時2.34%台後半へと低下し、為替市場でのドル安圧力となっている。
ただ、大きな流れにはいたらず、このあとのNY市場待ちになっている。

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