アメリカ史上最悪の銃犯罪・ラスベガス乱射事件を受けてYouTubeが銃の改造ムービーを閉めだし

アメリカ史上最悪の銃犯罪・ラスベガス乱射事件を受けてYouTubeが銃の改造ムービーを閉めだし

ラスベガスで開催されていたコンサート会場を狙って銃を乱射した2017年ラスベガス・ストリップ銃乱射事件ではネットの世界でもいろんなレベルで混乱が広がっており、社会に与えた影響は計り知れないものがあります。
そんな中、YouTubeは同サービス内で配信されていた銃を改造するムービーの公開を停止して締め出す措置を実施しています。

YouTube bans gun modification videos after Las Vegas shooting
http://www.telegraph.co.uk/technology/2017/10/09/youtube-bans-gun-modification-videos-las-vegas-shooting/

この事件を起こしたスティーブン・パドック容疑者は、コンサート会場から約300メートル離れたホテルの32階の窓を破り、会場に詰めかけていた聴衆に向かって大量の弾丸を浴びせるという凶行にでています。
この銃撃により58人の聴衆が命を奪われ、パドック容疑者はホテルの部屋でSWATの突入直前に自殺しています。
銃撃にあたり、パドック容疑者は所有していた銃に「バンプストック」(Bump Stock)と呼ばれる連射機構を追加することで、殺傷能力をより高めていたことが判明しています。

銃の所持が認められているアメリカにおいても、連射機能を持つ火器は違法なものとなるのですが、手動の銃にBバンプストックのような連射機構を取り付けることは合法であるとのこと。
その改造にかかる費用は100ドル(約1万2000円)程度で、その方法は最近までYouTubeで誰でも見られる状態になっていました。

以下のムービーはバンプストックの「作り方」ではなく「仕組み」が解説されているもの。
通常の銃や半自動銃はトリガーを毎回引かないと弾が発射されないのですが、バンプストックは弾丸発射時の反動を利用することで勝手にトリガーを連続的に引く状態を生みだすという機構。
物理的な力を活用することで、通常の人間には難しい高速連射を可能にするという仕組みです。

How A Bump Stock Works – YouTube


事件後、YouTubeを運営するGoogleはそのような改造ムービーを閉め出し、ガイドラインを更新。
YouTubeの広報担当者は「YouTubeではこれまでもずっと加害的で危険なコンテンツを禁止してきました。
ラスベガスで起こった悲劇的な事件を受け、YouTubeでは投稿されている改造ムービーをよく精査し、それらのムービーにも既存のポリシーを拡大して適用することを決定しました」と語り、該当するムービーをYouTubeから閉め出すことを明らかにしています。

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