せーのフー! 息でアプリ内のロケットを飛ばし喘息の発作を予見するデバイスWing

ゲーム感覚で肺の健康状態が判明します。

ほとんどの人は持病について話すことなく周知されないものの、実はアメリカでは10人にひとりが喘息を持っているのだそうです。
そんな肺の状態をスマホで簡単に測定するデバイス「Wing」が登場しました。
このデバイスをライトニングまたはイヤホンジャックに差し込んで使えば、気軽に肺のテストができるようになります。

このデバイスは肺活量計のように使うのですが、吐く息の音を検知してアプリに反映させる仕組みです。
もちろん自分の肺の健康状態を記録するわけですが、面白いのは息を吹きかけた結果がロケットを宇宙まで飛ばせるゲーム形式で表示されるということ。

Wingより、ロケットがアイテムを見つけたり、稼いだクレジットでモデルチェンジしていく姿をチェックしてみてください。

Video: Wing/YouTube

Video: Wing/YouTube

発作の起こりやすさは信号と同じ青・黄・赤でお知らせされ、早めに体の危険サインを察知することができます。
日々の肺活量をグラフにして記録できるので、可視化された情報は主治医もひと目でわかりやすいのが便利。
耐久性に優れ、電池が不要で掃除もしやすいという使いやすさも良いですね。

Innovationsより、このデバイスの開発者によるコメントを見てみましょう。

Video: Innovations/YouTube

「Wing」は、ワシントン大学で学生時代に同じグループで活動していた機械工学科のアンドリューさんと生体力学のアビーさんが始めたプロジェクトでした。

アンドリューさんのデモを見るに、息を吐く速さも大いに関係するようです。
自分自身で健康だと思っていても、デバイスはちょっとした異音でも拾うので、過信せずゲーム感覚で日々使用するのが良さそうですね。

また、計測時に自分の気分を記録したり、もし発作が起こった時はそのきっかけを選択肢から選んで記録することも可能です。
季節的なものなのか、煙など対外的なものなのか、はたまた動物の毛やエクササイズなど、いくつもの選択肢があります。
さらにスマホのGPS機能を使って、計測時の環境や天候などと照らし合わせて発作を検証することも可能と、至れり尽くせり。

現在デバイスとアプリのセットが79.99ドル(約8,800円)で販売中。
すでにFDA(アメリカ食品医薬品局)認証を得たようで、世界展開するのが次の目標とのこと。
全国の喘息持ちのためにも普及して欲しいですね。

お買い求めは公式サイトからどうぞ。

Image: YouTube
Source: YouTube(1, 2, 3) via Wing

(岡本玄介)

こちらからコメントの記入が行えます

*

ピックアップ記事