12月に何か発表か? Magic Leapの404ページに隠された謎のキーワード

くじらが意味するものとは?

Magic Leapからはあまりいい話が聞こえてきませんね、全然。
でももしかしたらそれも変わるかもしれません。
大金の出資を受けている超秘密主義のミックスド・リアリティ(MR)のスタートアップ会社は、目を見張るようなコンセプト動画で知られていましたが、水曜日に同社のウェブサイトからそれらをきれいに消しちゃいました

その動画たちを置き換えたのはイースターエッグの詰め込まれたミニマルなデザイン
どうやらMagic Leapはあの歴史に残る同社の奇妙なTED Talkを思い起こして欲しいようです。

2012年にMagic LeapのCEO、Rony Abovitzが行なったTED Talkをご覧になったことのない方はまずはこちらでどうぞ。

Video: TEDx Talks

いや、マルチメディアパフォーマンスのアート作品で、素晴らしいですよ。
つまり、TEDの観客にプラクティカル・ジョークをぶちかましたかっただけで、Microsoft(マイクロソフト)などのテックの巨人たちとまじめに競争するつもりがないのなら。
でもMagic Leapはシリコンバレーの投資家達から13億ドル(約1,460億円)を集めて、さらに5億ドル(約561億円)の出資を受けたと報道があり、評価額は60億ドル(約6,741億円)に向かっています。

こんなに資金を集めていながら、これまでのところMagic Leapが見せているのは、いくらかの特許出願と、従業員の存在、そして一件の性差別訴訟、あとは誰も興奮させることのなかったプロトタイプのリークとされる話だけ。
そのうえで手のひらに象が乗っちゃう動画も鯨がバスケコートに炸裂する動画もウェブサイトから消しちゃうわけです。

さて、イースターエッグについてご説明しましょう。
サイトが更新されて以降、Redditユーザーたちが見つけたのは、404ページに現れる点滅する電球が、どうやらモールスコードらしいということ。
このモールスコードを読み取ると「KEYWORD(キーワード)」という意味に。

AbovitzがTED Talkで行なった動画では「こんにちの太古で魔法のキーワード」として「phydre」と述べています。
この言葉は天王星と天文学的な関係があり、発音的にはギリシャ語の「fudge」(ファッジ)と関係しているようです。
天王星のファッジ…。
でもここで404ページを開いた状態で「phydre」と入力すると、こんなメッセージが現れます。

これを二進法からテキストへとコンバートすると「03h 02m 16.77307s +04° 05′ 23.0596.」となります。
この座標を調べると出てきたWikipediaページは「くじら座アルファ星」。
「くじら」座の中で2番目に大きな星です。

それだけ。
Magic Leapが明かしてくれたのはそれだけです。
あとは私たちの理解力を使わなければいけません。
緯度が北の方であれば12月の冬至に近いときには午後9時ごろに見れるようです。
TED Talkと、Magic Leapに関連してでてくる鯨の象徴とを併せて考えるとすれば、同社が何か発表するとしたら12月ということが考えられます。

それ以外にも二進法で「鯨」のURLにいくと、鯨の音がメディアプレイヤーで聞けますし、ホームページでコナミコード(上上下下左右左右BA)を入力しても同じ音が流れます。

これ全てが、なんだかAbovitzとMagic Leapにしてやられたような気持ちにさせてくれます。
でももしかしたら、これは特定の時間を定めずにイベントアナウンスをする彼らなりのやり方なのかもしれません。
はたまたこれは、マーケティング部門の重役に出て行かれた結果、というだけかもしれません。

それとも、もしかしたらAbovitzは本当はアンディ・カウフマンで、これまでの全てが行き着く先は、「本当のMagic Leapは私たちの想像力の中にある、ということを思い出させるために鯨たちをたくさん召喚する」とかかもしれません。
現時点では、このデバイスが日の目を見ることができるのは私たちの想像の中だけじゃないかという気がしてきちゃいますね。

Source: Magic Leap, Reddit via TechCrunch
Rhett Jones – Gizmodo US[原文]

(abcxyz)

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