小説投稿サイト小説家になろうの45万件もの投稿作品をデータにまとめ分析した『小説家になろう』をデータ分析してみた 2017年版

小説投稿サイト「小説家になろう」の45万件もの投稿作品をデータにまとめ分析した「『小説家になろう』をデータ分析してみた 2017年版」


2017年4月には「魔法科高校の劣等生」の劇場版が公開され、2017年7月には「ナイツ・アンド・マジック」「異世界はスマートフォンとともに」「異世界食堂」と3作品がアニメ化。
2018年1月からは「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」のアニメが始まるなど、エンターテイメント界隈での勢いが止まらない小説投稿サイト「小説家になろう」。
そんな荒れ狂うエンタメ業界の最先端に置いて行かれないよう、「小説家になろう」に投稿された45万件もの作品を対象にデータ分析を行った猛者が、同サイトに結果を投稿しています。

『小説家になろう』をデータ分析してみた 2017年版
https://ncode.syosetu.com/n5628dw/

小説家になろう – みんなのための小説投稿サイト
https://syosetu.com/


作者は佐々木尽左さん。
ホラー、ファンタジーなど様々なジャンルの作品を投稿していく中で、「投稿した自分の小説が『小説家になろう』のどの辺りに位置しているのか? ということが気になって調べてみました」とのことで、2016年に「『小説家になろう』をデータ分析してみた」を投稿されています。

そんな「なろう分析」を2016年時点のデータで改めて行った「『小説家になろう』をデータ分析してみた 2017年版」が2017年4月2日から4月10日まで連載されました。
「前回から1年が経過した現在、果たして『小説家になろう』はどこが変わってどこがそのままなのでしょうか?」という趣旨だとのことです。


2016年は「小説家になろう」に大きな変化が1つありました。
「異世界転生・異世界転移」ジャンルの驚異的な人気を受けた「異世界転生・異世界転移ランキング」の創設、またジャンルのさらなる細分化によるランキング集計の多様化です。
下の画像にあるように、「恋愛」という大ジャンルの中の小ジャンル「現実世界」のランキングが個別に用意されたことによって、さまざまな人気作品を発見しやすくなりました。
「『小説家になろう』をデータ分析してみた 2017年版」では、このジャンル再編前と再編後のデータ比較も行っています。


データは「なろうデベロッパー」から公開されているAPIを使用しているそうです。


「『小説家になろう』をデータ分析してみた 2017年版」は全9章です。
第1章は簡単な挨拶と経緯についての「はじめに」です。
「小説家になろう」ジャンル改変によって、2016年に投稿した旧ジャンル単位での分析が意味をなさなくなってしまったことが、「2017年度版」制作のきっかけだとか。


データ分析は基本的に「小説家になろう」全体、ジャンル再編があった2016年5月24日以後に初投稿された小説、「異世界転生」「異世界転移」ジャンルの作品全体、ジャンル再編以後に初投稿された「異世界転生」「異世界転移」ジャンルの作品群、の4パターンで行われています。
例として、読者に1ポイントでも評価をもらえている小説の割合をまとめたものを紹介します。
画像は「小説家になろう」全体でのグラフ部分ですが……


「異世界転生」「異世界転移」ジャンルの作品全体での集計だと、グラフがこのように変化するそうです。
これは「異世界転生」「異世界転移」ジャンルの作品の8割が1ポイントでも評価をもらっているということで、人気ジャンルであることがよく分かります。


評価ポイントをもらえている作品の割合を区分ごとにまとめた『小説家になろう』全体はどうなっているのか?」、自分が投稿した作品が「なろう」全体でどのくらいの位置にいるのかの指標となる「大ジャンルとジャンルの中央値」など全9章が、円グラフや棒グラフ、表などで分かりやすくまとめてあり、「話にはよく聞くけど全貌が分からない」という人や「作品を投稿しているが他と比べてどのくらい評価をもらえているか知らない」という人におすすめの分析になっています。

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