ボルボの新車がサブスクリプションで所有できる 保険税金サービス料全て込みで月約9万5000円

地味ですが、革命的ですよ。

「自動運転車の普及で自動車の所有の仕方が変わる!」なんて声が頻繁に聞こえるようになりました。
たしかに自動運転に電気自動車と、車のテクノロジーは急速に進歩しているものの所有の仕方自体は全く変わっていません
そんな中まさかの自動車メーカーVolvo(ボルボ)から、自動車の所有の仕方を大きく変える動きが発表されました。

Care by Volvo」と名付けられたこのプランは、毎月定額料金でVolvoの新モデルXC40を手に入れることができるというもの。

Video: Volvo Cars/YouTube

これまでも「Norel」のように外部サービスによって車を月額でレンタルするものは存在していましたが、自動車メーカー自身が車の所有方法を変えようとするのは新しいですね。
プレスリリースにも「携帯を所有するのと同じくらい手間がかからない」と書かれているように、新しいiPhoneを頭金無しで、月々の分割払いで購入するのと非常に似ています。
そして新しいiPhoneが出ればそのままアップグレードできるのと同じように、Care by Volvoでも2年ごとに新車に交換できるそうです。
2年ごとに新車…これは嬉しい限りです。
月々の支払いの予算さえあれば、とりあえずVolvoのかっこいい新車を所有できる。
これはニーズがありそうです。

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Image: Volvo

気になる値段はまだ発表されていません。
英国でのサービスは月約9万5000円(£629)になるとMotor Authorityが報じており、先進国間ではそれほど大きな値段の差が出ないとするとアメリカでもそれくらいになるのだろうと予想されています。
そうなると一般的なリース契約の方が得では、という気もしますが、Care by Volvoは2年の契約単位が終わった時に車の値段の残額を支払ってしまって車をサブスクリプションではなく所有することもできる点が異なっています。

キャデラックも似たようなサブスクリプション・モデルを発表しています。
Volvo XC40はアメリカでは370万円での販売を予定していますが、Volvo、キャデラックと頭金など初期投資が大きくなりがちな高級車でサブスクリプション・モデルが開始されるのは理に適っているように思われます。

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Image: Volvo

米Business Insiderが「値段交渉をする機会を失うという点では消費者にとってはこれは全く良くない取引だ」と批判しているように、どんな車でもこの形が実現するかというと疑わしいのではないでしょうか。

ロサンゼルスで今年11月に開かれる自動車ショーで値段も含めた本格発表が行なわれる予定とのことです。
アメリカではすっかり定着したUber、Lyftなどのサービスに加え、自動車運転技術の本格化、そしてサブスプリプション制度の増加と、自動車界隈が多様化していますね。

Image: Volvo
Source: Volvo, Motor Authority, Business Insider, Cadillac, Volvo Cars/YouTube

(塚本 紺)

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