FOMCは予想外にタカ派な印象 ドル円は200日線を回復

 きょうのNY為替市場、午後に発表されたFOMCの結果を受けてドル買いが強まった。
予想通りに政策金利は据え置かれた一方で、バランスシート縮小開始が発表された。
ただ、これについては既に織り込みで注目はFOMCメンバーの金利見通しだった。

 その金利見通しについては、中央値は6月時点と変わらずに、年内あと1回の利上げと来年3回の利上げを見込んでいる。
メンバーの見通しの変化も、前回に年内あと2回の利上げを見込んでいた強気なメンバーが、今回利上げを見送ったことから、1回に落としただけとなっている。

 また、経済見通しに関しても、インフレ見通しはさすがに下方修正されていたものの、GDP見通しは上方修正されていた。
イエレン議長も会見で、インフレ鈍化は一時的要因との見解を再度表明している。
なお、ハリケーンの影響については、短期的には出るものの、中期的には影響はないとしていた。

 今回のFOMCは予想以上にタカ派な印象で、米国債利回りも急速に上昇する中、ドルは買い戻しが強まった。

 ドル円はFOMC後に買いが強まり、112円台を一気に回復。
本日の200日線は112.20付近に来ていたが、一時112.50付近まで上昇し、その水準を上回ってきている。
更にリバウンドの動きが加速して行くか、明日以降の動きが注目される展開となっている。

 一方、ユーロドルは1.20付近から1.18台に一気に下落。
一時1.1860近辺まで下落する場面も見られた。
こちらは21日線をブレイクしており、明日以降の動きが警戒される。
目先は先週安値1.1840付近が意識。

 ポンドドルも1.34台半ばまで一時下落。
ロンドン時間に発表になっていた英小売売上高は11月の英利上げを確実に正当化する内容となったが、このところの急上昇で過熱感も高まっていたことから、きょうのFOMC後の下げがちょうど良い冷や水となったものと思われる。

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