SEIKOランドトレーサーレビュー: スマートウォッチよりスマートなBluetooth時計

まだ充電してるの?

日本の時計メーカーのスマホ連携できる時計がなかなかアツいんです。
シチズンの「エコ・ドライブ Bluetooth」、CASIOの「GRAVITYMASTER」など、スマートウォッチほど機能モリモリではないですが、各メーカー独自のベクトルで進化を遂げていて面白いんです。

ということで、忘れてはいけないのがもう一つ、SEIKO(セイコー)の「LAND TRACER(ランドトレーサー)」です。
今回お借りして2ヶ月ほど使ってみたのですが、まー使いやすい。
なかなかハマりました。
もう「相棒」と言ってもいいくらいです。

ランドトレーサーってなに?

簡単にいうとスマホと連携できる腕時計です。
でもスマートウォッチほど何でもできるわけではありません。
カテゴリー的にはBluetoothウォッチでしょうか。
SEIKOは「Bluetooth 通信機能つきソーラーウォッチ」と謳っています。

メールやメッセンジャーの通知は来ませんし、通話もお知らせしてくれません。
電話もできないし、メッセージにいいねを返すこともできないんです。

普通の腕時計にスマホ連携でちょっとだけ便利なエッセンスを加えたと思っていただければ問題なしです。

では、実際に使ってわかった良さをお伝えします。

天気予報機能が超優秀

この時計をしてから、スマートフォンで天気を見る回数が激減しました。

ランドトレーサーは、スマホと連携し時計右上にあるDATAボタンを押すことで、現在地の1、2、3時間後と1、2、3日後の天気と降水確率が表示されます。

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Photo: ささきたかし
左から8時、9時、10時の天気が表示されています

スマホを出すことなく天気がわかる。
それはもちろん便利なのですが、3時間後まで細かく天気がわかる、ここがミソでした。
というのも仕事での外出一件程度だと、移動時間&打ち合わせで大体3時間あればフォローできるんです。
帰りの天気も把握できるので、「雨に降られたけど傘持ってきてない!」なんてことは、ほぼなくなりました。
まあこれは運もあるとおもいますけど。

スマホと連動するので、いま自分がいる場所に天気予報を合わせてくれるのも便利です。
夏休みに行った台湾でも使えましたよ。
連日どしゃぶりでしたけどね。

充電の必要がない=最高

SEIKOのソーラー発電技術を使っているため、ケーブルを使っての充電は不要です。
これは最大のメリットです。

最初に陽が当たるところに置いてフル充電し、その後1~2ヶ月ほど使い続けていますが、電池が切れることはありませんでした。
その間特別、充電を意識することもなかったです。

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Photo: ささきたかし(ギズモード・ジャパン)

充電量は10段階で分かります。
もし切れそうになったらなるべく数字が高いところに置いておけば効率的に充電できます。
バッテリーが持ちすぎるあまり、ほとんど使わない機能になってしまっているのはいいのか悪いのか…。

まあ充電面に関しては、スマートウォッチよりも確実にスマートです。
創業130年を越える老舗時計メーカーに、スマートウォッチと時計の違いを見せつけられたような気がします。
「充電しなきゃいけない時計は時計じゃない」と。

3Dでログがとれる。
けれども…

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Image: SEIKO

最初に面白いと思ったのが「ランドトレーサー」の目玉機能「3Dログ」です。
時計の高度計とスマホのGPSを組み合わせて最大12時間、3Dでログがとれます。
上の写真は新潟の温泉にいったときのログです。
山の上に宿があったので、グラフに落差があるのがわかります。

ログには写真を残すこともできるので、どこで何食べたか、そこに何があるか、記録がとれます。
手軽に詳細な日記を作っているようで面白かったです。
最初の数週間は。

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Image: SEIKO

いまではこの機能も使わなくなりました。
というのも、あまり出掛けない人だと、毎日同じログを眺めることになっちゃうんです。
現在は職場と家の往復の記録がたまりにたまって、だんだんとログを取らなくなっちゃいました。
そんなに何個も同じ記録はいらないですもん。
まあこれは時計の問題というより僕の問題ですけど。

デザイン性

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Photo: ささきたかし(ギズモード・ジャパン)

着けていると「いいね」と言われることが多々あったので、いいんだとおもいます。
少々ゴツいかな? 重さは多少ありますが、まあ1日着けていても気にならないです。
着けているのを忘れるほどじゃないですけど。
ゴムバンドはいいですね。
夏に汗かいても汚れやニオイが気にならないです。

充電に飽き飽きしているなら買い

ランドトレーサーの価格は5万円(税別)。
Apple Watchの一番安いモデルから比べても倍近い値段です。
でも時計として考えるなら、そこまで高額ではありません。
2〜3年で買い換える時計でもないですしね。

あとは毎日充電しなければいけない最新スマートウォッチとの生活に愛想を尽かしているなら、大いにアリです。
ぜひ次のパートナー選びの選択肢としてどうぞ。

その他機能

・Bluetooth通信による自動時刻同期機能

・気圧計、温度計、方位計

・現在地の天気予報(天気 / 降水量・降水確率 / 気温 / 風向・風速 / 湿度)

・日の出入 / 月の出入時刻や月齢、潮回りを表示する「こよみ情報表示機能」

Photo: ささきたかし(ギズモード・ジャパン編集部)
Source: セイコーウオッチ

(ささきたかし)

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