円安の動き一服、ドル円111円台後半は維持

 19日のロンドン市場は、円安の動きが一服している。
東京午後には円売りが強まったが、ロンドン時間に入るとドル円、クロス円ともに上値が抑えられて調整ムードが広がっている。

 ドル円は東京午後に111.88レベルの高値をつけた。
日経平均が一時400円超高となる動きに反応。
市場では解散風が吹いていることが政策期待を広げたもよう。
ただ、ロンドン勢は一段の円売りを手控えており、ドル円は111.50台まで反落。
ただ、その後は111円台後半を維持しており、円買いの勢いも弱い。
欧州株は序盤にやや売られたが、中盤にはプラスに転じる動き。

 欧州通貨ではポンドが軟調。
ポンドドルはロンドン早朝に1.3550近辺に買われたが、その後は売りに転じる。
1.35割れから1.3470近辺まで下落。
その後の戻りは1.35ちょうど近辺。
ポンド円は151.50超まで上昇していたが、ロンドン時間には反落。
一時150.50割れとなった。
ユーロポンドでもポンド売りが優勢。
昨日のカーニー英中銀総裁の利上げペースは緩やかとの発言内容を受けて、先週の急ピッチのポンド高には調整圧力が働いている。

 ユーロは比較的堅調。
ユーロドルは1.19台後半から一時1.2006レベルまで高値を伸ばした。
その後は1.19台に押し戻されるも東京市場からのレンジは底割れしていない。
ユーロ円は序盤に134円挟みで高止まり。
その後はやや売りに押されて133.70近辺でのもみ合い。
この日発表された9月のドイツZEW景況感指数は17.0と事前予想12.0や前回の10.0から上振れした。
前回はユーロ高の影響が警戒されていたが、ドイツ連銀が生産者物価への影響はほとんどみられないとしたこともあって、エコノミストらの警戒感は後退していたもよう。

 このあとのNY市場では米輸入物価指数(8月)、米住宅着工件数(8月)、米住宅建設許可件数(8月)などの経済指標が発表される。
また、国連総会にトランプ米大統領が初参加となる。
FOMC会合はきょうから明日までの開催。
アドビ、フェデックスなどの米企業決算が予定されている。

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