グーグルの広告プログラムも人種差別的ターゲティングが可能だった

 反ユダヤ主義的な広告キャンペーンに悩まされている大手IT企業は、Facebookだけではない。

 BuzzFeed Newsによると、Googleの広告購入プログラムでは、広告購入者が人種差別的な言葉を検索した人をターゲットに広告を配信することが可能だっただけでなく、さらなる似た検索語の提案までしていたという。

Facebook広告、反ユダヤ主義者へのターゲティングが可能と判明--見直しへ
Facebook広告、反ユダヤ主義者へのターゲティングが可能と判明–見直しへ

 BuzzFeed Newsの報道によると、同ニュースサイトはテストの一環として、「黒人は全てを破滅させる」や「シオニストが世界を支配している」といった一連のフレーズをターゲットにする広告を購入したという。
ProPublicaは米国時間9月14日、同様の調査結果を発表し、マーケティング担当者がFacebookで、反ユダヤ主義者だけにリーチするターゲット広告を配信できることを明らかにしていた。

 BuzzFeedによると、Googleの広告プラットフォームでそれらのフレーズを作成すると、ユーザーがより良い検索結果を得るために使うかもしれないほかの言葉が提案されたという。
例えば、フレーズの候補として「なぜユダヤ人は全てを破滅させるのか」と入力すると、「邪悪なユダヤ人」や「ユダヤ人による銀行の支配」といった言葉が提案されたとしている。

 BuzzFeedがそれらの広告を購入したとき、Googleは一部の検索語の「検索量が少ない」としてアラートを表示しただけで、この広告キャンペーン用のフレーズを、3つを除いて全て配信したと、同ニュースサイトは報じている。

 このキャンペーンは、17回閲覧された。
BuzzFeedが同キャンペーンのスクリーンショットをGoogleに送信した後、同社はそれらの広告を取り下げたという。

 Googleの広報担当者は今回のテストについて知らされた後、同ニュースサイトに対し、「これは軽蔑的な表現を禁じる当社のポリシーに反するため、削除した」と述べたとされている。


提供:Stephen Shankland/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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