週明けはポンド高に調整売り、ユーロは底堅い

 18日のロンドン市場は、欧州時間らしくポンドとユーロの取引が中心。
先週に大幅高となったポンド相場には調整売りが入る一方で、その対価としてユーロが買われている。

 ポンドドルは序盤に1.3619レベルまで上昇、前週末高値1.3616レベルをわずかに上回ったが、上昇はここまで。
その後は売りに押されて1.3533レベルまで反落した。
先週は英MPCや政策委員のタカ派発言で今後の英中銀利上げ観測が広がり、ポンドドルは一日で200ポイント超の大幅高の動きが続いた。
週明けでやや頭が冷やされたのか、ロンドン市場では利益確定売りが優勢になっている。
ポンド円は151.50近辺に高値を伸ばしたあとは、ポンドドルと同様に売られて150.50近辺まで反落。
ユーロポンドは0.87台後半から0.8840近辺まで上昇し続けた。

 一方、ユーロ相場は序盤に売りが先行したが、次第に下げを消して中盤には上げに転じている。
対ポンドでの買い戻しが優勢だったもよう。
ユーロドルは1.1915レベルまで下落したあと1.1969レベルまで上昇。
アジア時間のレンジを上下とも広げた。
ユーロ円は133円乗せ水準から132.60近辺に下落も、その後は買いが盛り返して133.15レベルの高値をつけた。

 材料としては、8月のユーロ圏消費者物価指数は前月比+0.3%と前回の-0.5%からプラスに転じた。
事前予想とは一致した。
前年比およびコア前年比は+1.5%と+1.2%で速報値から変わらず。
独連銀月報では、第3四半期の成長モメンタムは上半期からは鈍化する見込みとした。
ユーロ高の生産者物価への影響は軽微などとしている。
ポンドについては、東京朝方の時間帯に発表された9月ライトムーブ住宅価格が、前月比、前年比ともに前回から低下。
特にロンドン高級住宅街の価格低下が大幅だった。

 ドル円は111円台前半での取引。
序盤に111.43レベルに高値を伸ばした後は、111.20割れ水準へと上昇一服。
それでも前週末からの円安・ドル高水準は維持されている。
米10年債利回りは前週比プラス圏の2.21%前後で推移している。
ドル円相場にとっては、先週の米株式市場の上昇力が続くかどうかがポイントとなりそうだ。

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