ウェザーニューズ筑波大学とドローンを使った気象観測を共同研究

 ウェザーニューズは9月14日、都市部で起こる局地現象を高精度で捉える都市気象予測モデルの実用化を目指し、気象予測モデルの精度を検証するための観測を9月13日に実施したと発表した。

 同社によると、都市部では熱帯夜に代表されるヒートアイランド現象、ビル風、都市型ゲリラ豪雨など都市特有の局地現象(都市気象)が発生し、そのような局地現象を予測するためには、建物周辺の気流を表現できる1〜100m程度の解像度に対応したシミュレーションを行う必要があるという。

 そこで、超高解像度のシミュレーションが可能な都市気象予測モデルを開発している筑波大学計算科学研究センターの日下博幸教授の研究室と、その実用化を目指して9月1日より共同研究を開始していた。

 共同研究では、都市気象予測モデルの精度を検証するため、全4回の観測を筑波大学とともに実施。
第1回として、9月13日に茨城県つくば市の公園など4地点で観測をおこなった。

 当日は、観測センサを搭載した4台のドローンと1台の観測気球を飛ばして上層のデータを取得すると同時に、6台の移動式観測機器を用いて地上観測も実施。
観測センサを搭載した複数台の独自気象観測ドローンを同時に飛行させ、風向/風速・気温・湿度・気圧を観測した。

 複数台のドローン気象観測により、予測モデルの精度検証に必要な空間的な気象データを取得。
同社は、観測データの取得検証を繰り返し、都市気象を予測できる新たな気象予測モデルを構築する。

 なお、同社は日本代表チームをサポートしており、都市気象予測モデルを東京都内のビル街を走るマラソンやトライアスロン、自転車競技で必要とされるビル風の予測に利用するという。

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