ポンド急伸、英中銀が今後の緩和解除を示唆

 14日のロンドン市場は、ポンドが急伸した。
英中銀が今後の緩和解除を示唆したことに反応した。
英金融政策委員会では予想通り政策金利を資産買入枠の据え置きが決定された。
資産買入枠については従来どおり全会一致。
注目の政策金利は7対2の票割れ。
これまでと同様にマカファティ委員とサンダース委員が利上げを主張した。
市場はまず、売りの反応を示した。
しかし、声明で、多数派は今後数ヶ月で刺激策の解除を始める見通し、としたことで買いに急転した。
今回はインフレ報告や総裁会見の予定がない会合とあって、市場はやや虚を突かれた面があったようだ。
タカ派の声明にポンド買いが殺到している。
英FT指数は発表後に売りが強まっている。

 ポンドドルは1.32ちょうど近辺からまず1.3155レベルまで下落。
下げを消すと1.3337レベルまで急伸。
ポンド円は145円台後半から一時145.20台まで下落したあと、買いに転じると147.55近辺まで急伸した。

 その他主要通貨はポンド買いの対価として売りの反応を示している。
ユーロドルは序盤に1.1910近辺まで買い戻しが入ったが、英中銀発表後は1.1880近辺へと再び押し戻されている。
ただ、ユーロ円では円売りが優勢で、131.57近辺に本日高値を広げている。
ユーロポンドは0.90台から0.89台前半へと一気に下落する動き。

 ドル円は110.40近辺でのもみ合いと東京市場からの安値圏で取引されていたが、英中銀発表後はポンド円の急伸とともに110.65-70レベルと再び高値をうかがう水準となっている。

 英中銀発表以外にはスイス中銀も金融政策を発表している。
政策金利はこれまで通り据え置き。
声明では、スイスフランは依然として過大評価されているが、その度合いは以前ほどではない、とした。
また、2017年GDP予想を従来の+1.5%程度から+1%をわずかに下回る水準へと下方修正した。
ユーロスイスは1.14台半ばから一時1.15台に乗せる場面があった。
 

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