ややドル安、米主要指標発表を控えて

 14日のロンドン市場は、ややドル安の動き。このあとのNY市場では6月の米小売売上高と同消費者物価指数が発表される。イエレンFRB議長の議会証言のあとで、実体経済を示す重要指標として注目度は高い。発表を控えて、ロンドン市場では米債利回りがやや低下しており、ドル売りの圧力となっている。

 ドル円は序盤に113.15レベルまで下押し。その後は113.30近辺までの反発に留まっており、再び113.20割れ水準へと軟化している。東京午前には仲値公示前後に113.58レベルまで買われたが、その後はジリジリと水準を下げる動きが続いている。

 欧州通貨ではポンドが堅調。ポンドドルは1.29台半ばから後半へと水準を上げてきている。取引中盤には1.2983近辺へと本日の高値を伸ばしている。ポンド円は146円台後半での揉み合い。取引序盤は146.50台まで反落したが、その後は146.80付近での揉み合いに。ユーロポンドは0.88台割れへとややユーロ売り・ポンド買いが進行している。

 ユーロは小動き。ユーロドルは1.1410近辺での揉み合い。ユーロ円は129.20へと小幅安。ドル円に沿った値動きになっている。ECB関係者によると、量的緩和の終了時期について明言することには消極的な姿勢だという。ただ、ユーロ相場には目立った反応はみられていない。来週のECB理事会に向けて、今後も様々な観測や発言報道がでてきそうだ。

 クロス取引が活発。欧州通貨ではスイスフランが軟調。ユーロスイスは1.10台後半へと上昇しており、昨年6月以来のフラン安水準。ECBとスイス中銀の金融政策見通しの差が注目されているもよう。オセアニア通貨では、豪ドル買い・NZドル売りが優勢になっており、オージー・キーウィーは1.06台乗せと5月26日以来の高値水準になっている。豪ドルは対ユーロでも堅調。6月27日以来の豪ドル高水準になっている。

みんかぶ「KlugFX」 松木秀明

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