円安基調強まる、ポンド円はポンド高の動きも

 ドル円が109円台後半を付けるなど、ドル高円安基調が継続している。
昨日のNY市場、今日の東京市場と109円台半ばからの売りに上値進行が阻まれていたが、ポンド円でのポンド買い円売りの動きなどに上値をこなす格好に。
リスク選好の動きからの円安基調が継続して、高値を付けた後の押し目がほとんどなく、109円20銭近辺が固くなる展開に、ポジション調整の動きが強まった面も。

 ポンド円は、ポンド高と円安の両面から買いが強まった。
17時半に発表された英国の物価統計は総じて堅調。
特にインフレターゲットの対象として注目度の高い消費者物価指数(CPI)前年比は、+2.9%と予想の2.8%を上回り、直近で最も高い5月分と同水準に。
英国のインフレターゲットは同2.0%、許容範囲は上下1.0%で、許容上限である3.0%には届いていないが、今後の上限超えが意識される結果となった。
今週の英中銀金融政策会合(MPC)での利上げは難しいとみられるが、年内の利上げ期待を押し上げる結果に、ポンドは急騰を見せた。

 ポンドドルは1.32ちょうど近辺から1.3280近辺へ上昇し、高値圏もみ合い。
円安の動きにも支えられたポンド円は144円台後半から145円90銭近辺まで一時上昇し、その後も145円台後半での推移。
8月3日以来の146台も視野に入る展開となっている。

 そのた目立ったのはNZドルの急騰。
23日の総選挙に向けた世論調査で、与党国民党が野党労働党とのリードを広げ、優位に選挙戦を進めていることが、NZドル買いにつながった。
8月に党首が後退した労働党は、新党首への期待感ら一時与党を上回る勢いを見せていたが、ここにきて支持率がやや鈍化している。
NZドルは対米ドルで0.7220近辺から0.7270近辺へ急騰し、わずかなもみ合いを経て、0.7320近辺まで上げ幅を広げた。
対円では79円近辺から79円台半ばへ急騰して、もみ合いからすぐに80円トライ。
円安の動きにも支えられて80円20銭台までの大幅高となっている。

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