パナソニック三次元距離センサ3D LiDAR開発–自律移動ロボットなどに活用

 パナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は9月11日、周囲にある物体までの距離と方向を正確に計測できる三次元距離センサ3D LiDARを開発したと発表した。
自律移動ロボットの安定走行に貢献するという。
2018年1月にサンプル出荷を予定している。

三次元距離センサ3D LiDAR
三次元距離センサ3D LiDAR

 3D LiDARは、パルス状に発光するレーザ光を対象物に照射し、反射した散乱光が戻ってくるまでの時間から距離を計測するセンサ。
パナソニックは、光ディスクドライブ事業で培った光学設計技術とモータ制御技術の活用することで、独自構造を用いたレーザスキャン技術を開発。
垂直方向60度、水平方向270度の広角スキャンを実現した。

 特に垂直方向の計測範囲を広くすることで、路面上の障害物や路面の凹凸状態の正確な検知が可能。
スキャン範囲や解像度も可変できるため、人が行き交う施設内や屋外を走行する自律移動ロボットの普及加速に貢献するとしている。

 パナソニックでは、自動搬送機、宅配ロボットなどの自律移動ロボットのほか、フォークリフト、農業機械、建設機械、セキュリティシステムなどの用途に活用できるとしている。
10月3~6日まで幕張メッセで開催する「CEATEC JAPAN 2017」に出展する。

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